葉状腫瘍について

葉状腫瘍の治療等について、主にアメリカで公開されたリポートを紹介しています。togetter → [葉状腫瘍 境界悪性]治療と予後について:主にアメリカの文献から https://togetter.com/li/1338691

近況(6)<1年検診>

手術から1年が経った。

胸の形は当然変わったけれど、手術痕も目立たなくなり、驚くべきことに左右のサイズがほとんど同じになった。

手術をした右胸がいかに異常だったかがわかる。7・8cm切除して同サイズだもの。

 

1年の検診ではエコーとマンモグラフィーを受けた。※3ヶ月に一度の地元個人病院での検診ではエコーのみ。

再発は無し、両方の腋窩リンパ節に1cm以上の腫脹がある。おそらく反応性で、問題はないが、こちらも経過観察に。

 

【リンパ節腫脹】

リンパ節腫脹は,1つまたは複数のリンパ節が(1cmを超えて)増大して触知できるようになった状態であり,以下のように分類される:
限局性:1つの身体領域のみにみられる場合
全身性:2つ以上の身体領域にみられる場合

(MSDマニュアルより引用)

 

ひとまず問題は無いということで安心した。

 

COVID-19の影響で病院は面会禁止となっていた。昨年のガン末期のおばあちゃんを思い出して、心細く思う患者さんも多いだろうな…と、切ない気持ちに。

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午後最後だったからかわからないけど、以前よりも空いている気がしたり。

 

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私はストレスを溜めやすい性格であるし、パニック障害とは10年以上の付き合いなので、日々穏やかに過ごしたいと葉状腫瘍になってから考えている。

喧嘩が絶えなかった夫とも離婚をすることになり(原因は双方にあったとしても、いざ離婚となると自分が非情な人間であるような気持ちになり、それはそれで鬱々とした気持ちに…)、繊細で発達障害と診断されている息子と二人暮しになったので(自分の仕事や息子のケア含め)穏やかな暮らしとはいかないことも多いけれど、今はできるだけ毎日を楽しく過ごしたいと思う。

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好きなようにお花を飾ったり、友達と息子とごはんを楽しんだり、大好きな曲を聴きながら家事をすることが今は幸せで、そんなささやかな日常を大切にしたいと思う…

 

次の検診は9月の地元病院。

あと2年、こんな風に検査が続く。